APNはスマートフォンに、ここのプロバイダのアクセスポイントに接続せよという指示を出すための設定です。
APNは英語で「アクセスポイント名」を意味する「Access Point Name」の略です。
この設定によって、携帯電話回線からネットワークへの接続口を指定し、そこへ繋げます。
格安SIMへ変えた方は、基本ここをいじって現在のキャリア用のAPN接続へ接続する設定から
格安SIM用のAPNへの接続するよう変更します。
とはいってもとっても簡単です。そこのいじり方と、BIGLOBEモバイルでの、データ圧縮(最適化)を止める方法です。
また、いじって携帯が壊れたりもとに戻せなくなるなどのトラブルは起こりませんので安心です。
まずはBIGLOBEモバイルの普通のAPN設定方法
APNの通常用に公開されている設定データは下記の通り。
最適化APNから、また元に戻すときにも便利です。
名前:任意 (例)BIGLOBE など
APN:biglobe.jp
ユーザー名:user
パスワード:0000
認証タイプ:CHAP
※上記以外の項目は初期値から変更なしで設定
下記のダウンロードサイトから落とせます。
SafariにてBIGLOBE用プロファイルをダウンロード(サイズ:72 KB)
こちらも別アドレスですが同じものがダウンロードできるようです。
http://0962.jp/apn/
BIGLOBEなど一部MVNOには、通信の最適化解除がある
通信の最適化というものをご存知でしょうか?
通常の設定だと、データ消費量を抑えるため、色々な画像や動画のデータを圧縮して表示されます。
これは大手キャリアでは無いが、MVNOでは普通にあります。通信の混雑を防ぐための策なのでしょう。
データを控えめに高速化して使う事ができますが、当然ながら静止画の画質は悪いし動画も粗いし。
これをなんとか解除したい!という方向けの記事です。
通信の最適化を行っているMVNO一覧
◆ 楽天モバイル
◆ mineo
◆ nuroモバイル
このうち、BIGLOBEモバイルには、簡単な設定で こ通信最適化を回避可能です。
楽天モバイルとnuroモバイルには通信の最適化を回避する方法はありません
通信の最適化解除できるAPN設定の方法
端末の「設定」内の「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」
「高度な設定」の中にある「CPA設定」を変更します。
APN(接続先): biglobe.jp
ID(ユーザー名): user@aporg
パスワード: 0000
認証方式: CHAPまたはPAP
PDP Type:IP(PPPは非対応)
APNタイプ(タイプAのみ):default,supl,dun
※SIMロック解除出来ていること
※CPA設定を変更する場合、Wi-Fiの設定をオフにしておく
※LTE NET for DATA接続のチェックを外す
※auのみ「VoLTE」対応端末にてSIMロック解除した場合、初めて他社SIMカードで使用の際「SIMカードの状態更新」が必要になります。
もし上手くいかない場合は、機内モードのオン・オフや、主電源のオン・オフ
データーローミングをオン・オフしてみるなどを試してみてください。
auホームページ内、「SIMロック解除のお手続き」のヘルプ項目も参考になります!
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/
今あるプロファイルを削除して通信の最適化解除用のBIGLOBEモバイルのAPN設定プロファイルを導入
ホーム画面から「設定」→「一般」→「プロファイル」 タップしてBIGLOBE用プロファイルを削除
SafariにてBIGLOBE通信最適化解除済みAPNプロファイルをダウンロードし、インストールてください。
セキュリティが強化されている「https」サイトの場合は通信の最適化は適用されませんが、通常の「http」サイトを表示した場合に通信の最適化が適用されます。
BIGLOBEモバイル 公式WEBサイト