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日本語入力システムのATOK for iPhone(iOS版)を買ったが即削除。1年後に再利用したら進化に驚いた!!

更新日:


2019年10月30日 更新
 
ジャストシステムのATOKを買いましたのでレポを1年前に書きました。1年前、買った当初はダメだこれは…という事を書きましたが、記事のリライトのため再度インストールし直して使ってみたら、かなり良くなってる!!だからこの記事は全文を書き直しました。

ごめんジャストシステムさん、私、ひどい事いっぱい書いてた。

 
 

日本語入力ソフト:ジャストシステム ATOK


ATOKといえば、ワープロソフト一太郎と並んで、Windowsの初期のユーザーには馴染みの深いブランドです。
当時はMS-imeと言われるマイクロソフトの作ったWindows標準の文字入力・変換精度・操作系が酷くて、ATOKに変えると非常に快適になったものです。

今でもPCでATOKを愛用している方も多いようですが、個人的にはWindows10から規制が強くなったのか、使いづらくなった印象です。
同じように、APPLEのiPhoneも規制が強いようでアプリ登場当初は機能が非常に少なく、とてもATOKと呼べるシロモノではありませんでした。

Android版はPCと併用できる月額制:ATOK Passportを使えて、シンプルな見た目や切り替えが簡単だったりと、特にAndroidは外国製端末にはメーカーのクソIMEしか使えない場合も多く、非常に重宝しました。今も!

iPhone版は、規制も緩まってATOKが改良されて非常に性能が良くなったとはいえど、APPLEの純正キーボードの出来栄えと変換力がかなり良いので、ATOKの出番が今後あるかどうか未知数です。

ATOKも進化したけど、iPhoneもカーソル移動が改善されてきたり、一度は消滅させられたiPad Pro(12インチ用)のフリック入力が使えるようになったりと進化?しているのです。

個人的には以前の「買ったら地雷」というレベルから、「安くなってたら買い」のレベルまできました。

一括購入の価格は以下の通り
 
iOS版ATOK  :通常1600円
Android版ATOK:通常1543円

今回はたまにあるAppStoreでのセールでiOS版(iPhone用)を960円で入手しました。
 
 
ATOKという名前ですが、「エイトック」と読みます。
一太郎でお馴染みのJustsystemという会社は徳島県。
阿波踊りで有名な徳島は「阿波の国」です。
 
阿波のA、徳島のTOKでATOKとなったということです。

ちなみに、私も徳島に住んでいたことがあり、この会社に営業でお邪魔したこともあります。すっごい大きな敷地に本社ビル。プログラム技術を使って一代でこれを築いたのは凄いなと本当に感心させられてしまいます。

 
 

最強の日本語入力ソフトと言われるATOKの能力はいかに!?

まずは利点と欠点を書き出してみましたが、意外と欠点は潰されていて無いのです。
しかし、欠点少ないけど利点も薄い…。

ATOK for iPhoneの利点

■長文変換の精度、および長文を文節ごとに細かく変換していける
これは、iPhone純正でもできませんし、他のサードパーティキーボードでも無理でした。
純正キーボードの場合は、長文は比較的強いのですが、文節変換は単語ごとにはできず、長めの文節でしか変換ができません。上手く変換できなければやり直しになってしまいます。

■カーソルキーがある
最近は改善してきたとはいえ、未だiPhoneの文字入力時のカーソル移動が大変。
iOS13でカーソルを指で動かす機能が実装されましたが、長押しすると
部分選択になってしまい、そこじゃないんだ!とイライラ。
「ATOK for iPhone」であれば、左右へカーソを移動できるキーが付いているため
カーソルを狙った位置に運べます。


カーソル移動ができるのが、見た目上では一番の特徴かも

■キーボードをピンクやブルーなど色変更が可能

■辞書のカスタマイズが便利。
特にPC版のATOKと連動させることも可能です。

■「A」ボタン長押しで出せるメニューが便利
テンキーや英語キーの切り替えや単語登録など設定がすぐに使えて便利です。
普段は絵文字使わないけど、ここぞという時にだけ使えるのも便利。

■キーボードのサイズや位置がある程度はカスタマイズできる。
iPhone純正では位置を変えられるだけなので、多少マシです。
※iPhone6以降の4.7インチ以上のモデルのみ対応


デザインを変えたり、位置を動かしたり
設定も必要な部分はしっかりおさえられています。
 

これだけ設定できれば十分かと思います。

 
 

ATOK for iPhoneの欠点

■反応が少し鈍い

■インライン入力に非対応のアプリなどがある。

■パスワード入力画面など一部の画面で使えない

■iPhone純正で十分
結局はこれなんですよ…。利点の部分に魅力を感じなければ全てがデメリットになってしまいます。

■値段が高い
買って後悔した場合ダメージが大きい値段です。
私はiPhone用には買う気はなかったのですが、iPad Proにフリック入力が無かったので仕方なしに買いました。

前はいっぱい欠点があったのですが、今はあまり見当たりません。

 
 

酷すぎて絶望した部分が改善されていた!!

1年ぐらい前に買って使ってみて、どうも「これじゃない」感が強くて、全く使っておりませんでした。
1年前、この記事を最初に書いた当初はひどいものでしたが、最近使ってみたら意外と改善されていました。

以前: 初期状態では、「さほど変換が素晴らしいわけでもないAppleの純正文字入力」に遠く及ばないレベルでとにかく慣れるのが苦痛。
   ↓
現在: なかなか悪くないレベルになってました。全然変換でイライラしないレベルに改善されています。

昔は本当にひどかった。
今はポチポチと文章書いてみたけど、以前みたいにバカすぎて1分でうんざりしてくるようなことはありませんでした。

 
 

29文字以上のひらがなを入力したら漢字に変換できなくなる
   ↓
矢印をタップすると候補の出る部分が長文変換用の表示に変わり、変換できるようになっていた。
選択されている部分(どこまでが変換対象なのか)が全然わからない
   ↓
これも長文変換用の表示では色分けされていてわかり易い。
文節変換能力と相まって、長文に強くなっている印象


長文入力時は、矢印(赤い部分)をタッチすると


長文を文節ごとに細かく区切って変換していける画面になります。
これは凄い

最終的には使う方の「好み」になりますが、買っても良いレベルになっているかも!
 
 

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