ルーターでもBIGLOBEのSIMを使ってみたい。たまたま家にあったHWD36とBIGLOBEのデータSIM(3GB)＋エンタメフリーオプション付きを使って、Wi-Fi環境を構築したいと思います。
まずは利用するWi-Fiルーター端末について
docomoをベースとした「Dタイプ」のSIMを使って利用するなら、docomoやSoftbankのWi-Fiルーターの端末を使った方が電波の周波数的には相性が良いのかもしれません。しかし、今回はたまたま家に有ったから…という理由でauのWi-Fi端末を使います。
au HWD35 モバイルWi-Fiルーター
※固定代替契約で一括0円で入手
BIGLOBEモバイル SIM
※SMS機能付きデータ専用 3GBプラン
■ SIMロック解除
まず、SIMロック解除といきたいところですが、そもそもauのLTEモバイルルーターは全モデルSIMロック無しのようです。
■ 使用する設定モード
この端末はWiMAXを利用する「ハイスピード」モードと、auのLTE回線を利用する「ハイスピードプラスエリア」モードの2つのモードが使い分けられます。
docomoの回線を使う「Ｄタイプ」のSIMカードではWiMAXは微塵も動かせませんから、「ハイスピードプラスエリア」でのモード一択です。
auのWi-Fiルーターを使えるようAPN設定をしよう
スマホなら、設定項目でAPNを入力するのですが、ルーターにはその機能はありません。
しかし、パソコンやiPhoneを使って編集する機能が備わっています。
プロバイダーの接続サービス毎に固有の名前を持っている。仮想移動体通信事業者（MVNO）の接続においても使用事業者の識別に使われている。APNに対するユーザ名・パスワード、認証方式など認証と接続に必要な情報をスマートフォン等、データ通信を行う端末に登録し、プロバイダーへの接続に使用する。
引用：Wikipediaより
1.Wi-Fiでスマホと接続設定
HWD35とiPhoneの接続ですが、SIMカードが入ってなくてもWi-Fiの接続設定はできます。
iPhoneがWi-Fi接続できたらSafariなどのブラウザを開き
http://speedwifi-next.home/
とアドレス欄に入力しましょう。これでHWD35内の編集画面にログインできます。
2.HWD35内のパソコン用設定画面を開く
まずはログイン画面が出てきますので、一番下のCOPYRIGHT(C)2009-2016 HUAWEI～とか書いてある部分の上にある、 パソコン用画面へ を押してください。
3.パソコン用の編集画面にてログインする
ユーザー名： admin
パスワード： IMEIの下5桁
※IMEIが解らない場合、HWD35本体のタッチパネル設定画面を操作「情報」→「端末情報」→IMEI番号欄を見ればわかります。
4.設定ボタンのタブに移り、サイドメニューから「プロファイル設定」を選択
新規 を押して下記の通りに入力します。
最後に「保存」ボタン を押して完了です。
※APNはBIGLOBEモバイルのホームページで公開されています。
5.接続してみよう
今度はHWD35本体のタッチパネル設定画面から「設定」→「プロファイル選択」にて選び、
後は通信モード設定を「ハイスピードプラスエリア」に変更すればつながるはずです。
速度計測もついでにWEB上で行ってみました。平均7Mbpsならまずまずといったところでしょう。
BIGLOBEのSIM側のプラン
SIM側のプランは何でもいいかと思います。
3GB以上のプランにして、エンタメフリーオプションを契約するのがおすすめです。
エンタメフリーオプション(Youtubeなどをカウントしない使い放題オプション)については、Wi-Fiルーター接続でも有効である旨、公式ページのＱ＆Ａに明記されています。
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