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iPhoneを中古で購入して格安SIMで使うえば、維持費を大きく下げられます

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機種変更したい。できるなら「iPhone」を安く使いたい。

「格安スマホ」の知名度もだんだん一般的になってきましたが、まだまだ手を出しにくく感じて二の足を踏んでいる方も多いかと思います。

確かに格安SIMの通信料金は安いのですが、セット購入できる機種の中に欲しい端末が無かったり、安く手に入るものを探した結果、低スペック機種に妥協せざるをえない事もあるかと思います。
 
現在のiPhoneユーザーは特に、今までの環境を捨ててAndroidに変えることは無いでしょうから、なおさら悩ましいところです。

● 格安SIMで買えるのが、現状ではiPhone7やiPhone8しかない。
 
● Appleから最新モデルを金利無し分割24回で買えるが、決して安くはない。

iPhoneはそもそも、SIMロックを解除さえすれば、他キャリアでも使えるので、こんな悩みを持たない方も多いかもしれません。
できれば、今のiPhoneをそのまま使えるに越したことはありません。

でも、今のiPhoneが故障しているiPhone5sやiPhone6を使っているのでSIMロック解除ができない今使っているiPhoneは古くなったので買い替えたいなど、買い替えを考えている方には、選択肢として「中古で購入する」という手もあります。

 
 

mineoが中古のiPhoneを扱い始めた

結構手っ取り速いのがmineoです。格安SIMの会社が中古端末とセットで売り始めたので、とっても楽に契約できます。

mineo 公式WEBサイト

 
 

コスト削減するなら絶対格安SIMがいい

大手キャリアでiPhoneを使うのも、もちろんお勧めです。特に大容量プランは「au」や「SOFTBANK」にしかないため、月に30~50GB以上を使うようなヘビーユーザーは格安SIMでは満足できません。

しかし、店頭で見ている限りは、月に1~10Gのユーザーが大半なので、ほとんどの方が格安SIMに適しているのではないかと思います。
「格安SIM」とは、大手キャリアから通信回線を借りた回線を使用し、大手と同じ規模の優良なインフラを格安で利用できるサービスです。電波が繋がる場所も同じですし、大手キャリと比べて速さは若干劣るものの、乗り換えた事に気付かないレベルで利用感に不便を感じることはほぼ無いはずです。
 
大手と比べて、無駄なものや過剰なサービスが省かれ、かなりの割安感があります。

au契約 :1GB利用で2,980円~
格安SIM :3GB利用で1,600円

2019年11月から新設のピタットプランNと比べても、2GB多く使っても半分ぐらいのお値段です。ほとんどのプランと比べても金額で負ける事は無いのですが、auのデータ無制限コースやSOFTBANKの50GBでSNSと動画使い放題、または電話かけ放題のような定額・大容量プランは無い(有っても大幅なコスト削減にならない)ので要注意です。

 

結論:月々の通信費を大幅に下げたいと思っているなら、格安SIMしかない。
と思う!

 
 

もちろん、注意点も!格安SIMは良い事ばかりじゃない

● キャリアメールが無い
迷惑メールをブロックする能力が高いキャリアメールが使えません。
しかし、逆を言えば、迷惑メールの標的になっているのもキャリアメール。あまり使っていないのであれば、無料のGMAILなどに移行してみるのもひとつの手ですね。

● 少しだけ通信が遅いことも
最近はあまり差を感じないレベルまで改善してきましたが、混雑する時間帯に遅くなると言う事も無いわけではありません。通信が集中するお昼の休憩時間に、ライブのチケットを取るため画面読み込みを連打とか、そういう用途では…困る事もあるかもしれません。たぶんそんな影響はないと思いますけど…。
 
● ショップが無いため対面の応対は受けられない
大手キャリアは主要駅前にショップを構えて、困った時は対面で応対してもらえます。質問に対して、顧客レベルに合わせた回答や補助をしてもらう事ができるのが魅力ですが、格安SIMにはそれがありません。
ただ、電話サポートやチャットでのサポートは受けられるので普段ショップに行かないような方にはなんら欠点にはならないでしょう。
 
● Apple Watchに注意
APPLEウォッチは1と2はBluetooth接続のみなので問題は無いのですが、Apple Watch3以降から通信回線をeSIMに登録し、電話番号をiPhone側と同一番号で利用できる「ナンバーシェア」サービスが使えるようになりました。
これはiPhone側が大手3キャリアと契約中でなければ使えません。
要はアップルウォッチに電話回線を入れて使っている人は、格安SIMにしてはいけないと言う事です…。

 
 

格安SIM検討の1段階目はSIMカードの確認から


格安SIMにするなら、適合するSIMカードの確認が必要です。
まず、どの会社の回線を利用した格安SIM契約をするか決めましょう。今auを使っているならタイプAというように今のキャリアの回線を利用したほうが、使える場所や使用感が同じなので失敗が少ないです。

docomo回線を使用した契約(タイプD)
au回線を使用した契約(タイプA)
SOFTBANK回線を使用した契約(タイプS)

そして、これから使う「iPhoneの端末」がこの契約で使えるのか確認しましょう。
 
大手キャリアで購入したiPhoneなどのスマートフォンは「SIMロック」がかかっていて、他社の通信回線(SIMカード)では使えない設定になっています。このSIMロックがあると、auで購入したiPhone端末ならau回線のSIM契約のみ利用可能、docomoで購入したiPhone端末ならdocomo回線のSIM契約のみ使えます。そして他社回線契約のSIMカードはそのままでは使えません。
 
別会社のSIMを利用するなら、簡単な手続きで「SIMロック解除」を行えます。
 
別記事:今持ってるiPhoneで格安SIMで使うなら「SIMロック解除」を!!  …格安SIMに乗り換える前準備

 
 

現在のキャリアに確認しておくこと


プランを決める際の目安にしたいので、今のデータ利用量は、My docomoやMy auなどのWEBサイトで確認しておきましょう。
月間の通話料も把握しておくと便利です。
 
■ 2年縛りのチェックも忘れずに
もう総務省の指導で2年縛りは緩和されてきましたが、現状の契約によっては3,240~9,500円の契約解除料がかかるケースや、購入サポートに代表される「端末を割引する代わりに、解約した際、残期間に応じて違約金を払う」という契約もあります。
 
auとSOFTBANKは、解約料については、新プランへ変更すると翌月から解約料を回避できるという方法もあります。WEBでも現状の状態は調べられますが、お客様センターに電話で聞くと、その他のリスクも含めて教えてもらえますのでおすすめです。
 
もし、解約料がかかる場合は、月々安くなるコスト分に見合うか、比較して検討しましょう。年間で大きく削減できそうなら、解約料の9,500円払ってでも乗り換える方が良いとは思います。
 
お客様センターに電話をするなら、ついでに「MNP予約番号」をもらっておくのも二度手間にならずおすすめです。
 
予約番号をもらうと2週間はプラン変更などに制限が出ますが、もし乗り換えをしない場合は2週間後にMNP予約状態が解除されるのでなんのリスクも発生しません。キャリアのWEB上からMNP予約番号を取ろうとすると「家族回線の主回線だから」とか意味不明な理由で、結局お客様センターに問い合わせるよう誘導されてしまいます。

 
 

格安SIMの契約プランを考える


格安SIMを契約するにあたって、最低限考えなくてはいけないプランやオプションは下記の通り。
 
■ 電話
■ データ通信量
 
電話はデータ専用ではなく「音声プラン」で契約さえすれば普通に使えますが、大手キャリアと違って「通話用アプリ」を入れたら通話料が安くなる(20円/30秒 → 10円/30秒)というサービスを用意している会社が多くあります。
いわゆる「インターネット電話」に近い仕組みですが、それでも回数を多くかけると金額がかさんでしまいます。5~10分の通話を数回かける場合は、「かけ放題オプション」などを追加したほうが安くなります。
 
 
データ通信量は1GB、3GB、5GB、8GB、12GBなどのプランがあり、どれを選んでも格安です。
大手キャリアのように、使う量で金額が自動的に上昇するプランではないので、家族に持たせる場合も使いすぎを抑制できて安心です。また、シェアSIMと呼ばれるサービスが「IIJ mio」や「BIGLOBEモバイル」では用意されていて、家族と分け合うような使い方もできます。

 
 

また、SOFTBANKのウルトラギガモンスターのように、いくつかの動画サービスや音楽サービス、SNSなどをデータ量消費無しで利用することができるというオプションを用意している会社もあります。
これは、YOUTUBEなどで消費したデータ量をカウントしないというサービスで、動画にデータを多く消費してしまっている方なら、大きな節約につながります。
動画使い放題なら、有名どころではBIGLOBEモバイル
SNS使い放題なら、LINEモバイルあたりが有名です。
 

SIMカードのサイズは、nanoSIMです。
格安SIMで使えるiPhoneは「iPhone6s ~ iPhone11Pro」まで
全て「nanoSIM」を採用しています。
少しサイズの大きい「MicroSIM」を採用したiPhoneは、古いモデルの「~ iPhone4s」となります。間違えないようにしましょう。

 
 

SIMが決まったら、iPhoneを入手するための情報収集を


使えるiPhoneはiPhone6S以降に発売された機種のみです。
今使っているiPhone6s以降の機種をそのまま利用するなら、ショップ(3,300円)・WEB(無料)のいずれかで、SIMロック解除を行えばiPhone端末側の準備は完了です。
 
今使っているiPhoneが「iPhone6」や「iPhone5s」だった場合は、一部のパターンを除き、概ね格安SIMでは使えませんので新しいiPhoneを入手する必要があります。

■ iPhone6が格安SIMで使える組み合わせ
docomoで購入したiPhone6に、ドコモ回線を使った格安SIMの契約をする。
このパターンはSIMロック解除が不要なため可能です。
 
auで購入したiPhoneは難易度が高いです。au回線を利用した格安SIM契約でも、SIMロックに阻まれます。契約を検討している格安SIMのお客様センターに要相談です。(たぶん解決策は…ないかも
 
ソフトバンクで購入したiPhoneなら、SOFTOBANK回線を使った格安SIM業者を利用します。主要な格安SIM業者では、「LINEモバイル」「mineo」あたりです。

もし今iPhoneを持ってない、または故障してしまったなどで、買い替えが必要な場合は購入になります。

 
 

新しくiPhoneを入手する


iPhoneをどう購入するかが悩ましいところです。手段としては大きく分けて3つ。

■ 1. 乗り換え前にキャリアで購入する
■ 2. Appleで購入する
■ 3. 中古ショップで購入する

1のキャリア購入ですが、単純に分割で購入して3か月使い、SIMロックを解除してもらったら格安SIMへ乗り換えです。
キャリア購入のiPhoneは
○ 分割購入なら100日後にSIMロック解除可能
○ 一括購入ならすぐにSIMロック解除可能
難点は、価格が高いこと。SIMロック解除するまでは格安SIMで使えない事。逆に利点は簡単に買えることと、キャリアの用意したアップグレード系の契約ができること。
解約すると解除されてしまう保険(Apple Care)は、無理にキャリアで加入しなくても30日以内なら購入後でもAPPLEと直接契約できます。

2のAppleでiPhoneを購入するのはかなりおすすめです。キャリアで購入するより割安であり、現在は24回分割までなら無金利です。WEBで簡単に購入もできますから手間もありません。
利点は少し安いこと、サポート内容はキャリア版とも共通です。そして、欠点はとくにありません。強いて言えば、大手キャリアのような36回分割や24か月で返却すれば12か月分の残債が消えるなどのサービスが無いという位でしょうか。

注意すべきは、キャリアの分割支払いが滞って利用規制が入る「赤ロム」を購入してしまうと使えない、または後日使えなくなる。何度も落下したもの、水没したものを買わされて、後日内部部品が故障したり錆びたりして使えなくなる。などの問題もあります。
フリマなどの個人取引は少し危険なので、信用できる中古ショップを利用する方がいいと思います。

良質な中古ショップなら、しっかりチェックしてあったり、一定の保証があったりと安心です。

秋葉原のIOSYS:中古の販売店ではけっこう有名で、けっこう安い。
IOSYSさんは何度か売却と、1回だけ購入でお世話になりました。店員さんがマニアック。
店頭のPOPが面白いのと、変なものいっぱい売ってて楽しいお店です。

 
 

iPhoneも手に入ったなら、SIM契約をしましょう

SIMはどこと契約するか?悩ましい所ですが、MM総研の調査結果でも、大手6社に大半の利用者が集中しているようです。正直この6社だったらどこでも問題はないように思います。

 

 
絶対的な安さなら「楽天モバイル」です。スーパーホーダイの安さはハンパないです。月間データ量を使い切って速度規制がかかっても十分速い速度で利用でき、月額料もトップクラスの安さです。2019年10月に大手キャリアの仲間入りをしようとMNO事業を開業しましたが、こっちはトラブル続きのようです。格安SIMの方を検討したほうが良いです。
 
安心感ならサポート面やサービス充実具合からmineoまたはBIGLOBEがおすすめです。特にBIGLOBEはKDDI傘下であることから安定感もありますし、この6社内では価格も安い方で、Youtubeなどの動画が見放題となる「カウントフリーオプション:(エンタメフリーオプション)」が唯一用意されています。
 
また、LINE利用が多いなら、これからLINEを始めるならLINEモバイルです。LINE利用はカウントフリーですし、格安SIMでは年齢認証などが難しい「LINEの初期登録」なども簡単にできます。データ専用プランなら月額500円~(LINEはデータ使い放題)あるので、お子様とかに連絡用で使わせるなら一番おすすめです。

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