格安SIMと呼ばれるMVNOで、なぜかau回線だけはテザリングができない端末が多かった不思議が、やっと解決しそうです。各社が11月2日からテザリング解禁を謳う中、ついにBIGLOBEでも動作確認が取れたようです!
自分でも実験済みなので間違いないです。
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やっとパソコン繋いでデータ通信できる!タイプAがテザリング解禁
ということで、待ちに待った(私は待ってないけど)タイプAのテザリングが解禁です!
11/5付けで、BIGLOBE公式ページでお知らせが出ていました!!
平素よりBIGLOBEをご利用いただき、誠にありがとうございます。
BIGLOBEモバイルでは、auの4G LTE回線を使用した「タイプA」にて、iPhone、iPadご利用の方にテザリング機能の提供を開始しました。
対応端末をBIGLOBEモバイル 公式WEBサイトで確認してみると、Appleストアで販売されているSIMフリー版iPhoneはほぼ全対応してくれました。
しかし、auで販売された2017年(iPhone8~)以降に発売されたiPhone端末にau回線のタイプAのSIMの組み合わせでは、やはり現在もできない模様。中古でauの端末を買ってくるときは要注意ですね。
■ 「タイプA」回線でiPhone8、iPhoneXS、iPhoneXRをテザリングするならau販売製品以外のSIMフリーのものを。
※SIMロック外したdocomo、Softbank販売品及び、APPLE直販のSIMフリー版
■ au販売iPhone8、iPhoneXS、iPhoneXRと「タイプA」は相性が悪い。
もし上記機種でテザリングをご希望なら、「タイプD」で契約。
SIMロックを外してある「ドコモ」や「ソフトバンク」のiPhone端末では「タイプA」でテザリングが使えるのに、au版iPhone8以降のものではダメだなんて不思議な話です。
これは、auの嫌がらせというよりは、LSIMという謎のSIMカードを使う仕様に何か原因がありそうです。
L-SIMってほんと謎。
auのSIMカードについて解説
auのサポセンの人間もVOLTEの9番SIMとLSIMの違いを説明できた人、一人もいなかったですから…。
au版 iPhone8
au版 iPhone8 Plus
au版 iPhoneX
au版 iPhoneXs
au版 iPhoneXs MAX
au版 iPhoneXR
上記については「au VoLTE対応機種」となります。
※Voice on LTE :LTE電波で通話を行う方式。
これにより、通話しながら通信を同時に使えたり、通話の音声がクリアになったりと機能が向上します。
au上で使用されているSIMカードの種類も、旧来のiPhoneで使うLTE SIMカード(通称6番SIM)から、VoLTE SIMカード(通称LSIM)に変わります。3G電波を使用しないため、一部エリアが狭く(通常ほとんど影響なし)なります。
この仕様の変化が今回の問題の原因かと思われます。
今回の対応した端末
こちらも情報元はBIGLOBEの公式ページからです。
iPhone XS 2018 New Model
iPhone XS Max 2018 New Model
iPhone XR 2018 New Model
iPhone X
iPhone 8
iPhone 8 Plus
上記は au販売製品と「タイプA」の組み合わせは不可。
下記は「タイプA・D」テザリング両対応
iPhone 7
iPhone 7 Plus
iPhone 6s
iPhone 6s Plus
iPhone SE
iPhone 6
iPhone 6 Plus
iPad Air 2
iPad
9.7インチiPad Pro
12.9インチiPad Pro
iPad mini 4
10.5のiPadや、2018年11月発売の新iPadは未だ非対応のようです。まぁ、iPadでテザリングの需要は少ないような気もします。
動作確認状況の詳細は公式サイトから
「格安SIM/スマホ」 → 「動作確認端末」
のコーナーに全て書いてあります。
BIGLOBEモバイル 公式WEBサイト
なんとか、「タイプA」の弱点が全部なくなりました。
現状はタイプAの方がWEB表示の速度が速いです。BIGLOBEモバイルの担当者の方いわく、利用者がまだ少なくて空いているからだとか。
そのうちユーザーが増えれば同じになるのでしょうが、今はそれだけでもタイプAを選ぶメリットはありますね!
行動範囲の場所が、ドコモの電波が弱い方にも、速くて繋がりの良いau回線が好きな方にも嬉しい変更です!
でも… 中古端末の入手しやすさ、いわゆる流通している中古端末の値段や種類から考えると「タイプD」の契約の方が無難なんですよねぇ…。