総務省の有識者会議で2019/2/20、携帯電話事業者による動画サイトやＳＮＳサイトを使い放題にするサービス（ゼロレーティング）と呼ばレスサービスを、電気通信事業法に基づき、規制する方針を示しました。
これにより、Youtubeなど一部の動画サービスがスマートフォンなどで見放題となる。
現在、有名どころではソフトバンクモバイルとBIGLOBEモバイルがこのサービスを導入しています。
※ａｕのNetflixプランは単にNetflixの月額料を含んでいるだけでゼロレーティングではない
ソフトバンクモバイル 公式WEBサイト
BIGLOBEモバイル 公式WEBサイト
ゼロレーティングの問題点はどこにある？
そもそもこのサービス、自由競争の中で生み出された独自性ですが、何の問題があるの？
という点ですが、携帯キャリア間の競争というよりは、動画やＳＮＳサービス会社間での
競争を阻害するという認識のようです。
特定の動画サービスに利用者が集まり、事業者間の公正な競争を妨げる恐れがある
● ＳＮＳを手がける会社が、ゼロレーティングを提供する携帯会社にライバルＳＮＳサービスを排除
するよう求めたりする行為が競争を妨げる。
総務省は年内に「どういった場合に公平な競争を妨げるおそれがあるか」事例ごとの
判断基準を示すガイドラインを取りまとめる予定。
ガイドラインに反する場合は規制するという方針を打ち出ししました。
支配力をもたない会社には影響は無いのかも？
日本の携帯ユーザーの2～3割を保有するソフトバンクモバイルともなれば、影響力は絶大となり、規制はやむなしなのかもしれません。
BIGLOBEモバイルのユーザー数では全く持って影響力はなく、総務省も大手キャリアよりMVNOを競争に参加させようという姿勢がありますから、こちらへの規制はないと考えるのが自然かもしれません。
むしろ、これを警戒して他社MVNOがこのジャンルに踏み込んできにくいので、しばらくはBIGLOBEモバイルのエンタメフリーのオプションが貴重な「格安で使える」動画使い放題サービスである立ち位置は変わらないかもしれません。
ソフトバンクのウルトラギガモンスターは月額プラン計算すれば解りますが、全キャリア内で最強クラスの高額プランとなります、、、。ぶっこわれた使い方するなら絶対おすすめですが、ライトユーザーの方はBIGLOBEモバイルの動画・音楽使い放題が一番使い勝手がいいとは思います。
BIGLOBEモバイル「エンタメフリー」オプションとは？
BIGLOBEはデータ量が３ＧＢ契約でも月額1600円程度～の格安ＳＩＭ事業者(MVNO)ですが、一番の特徴はこの動画サービス使い放題(ゼロレーティング)になると思います。
月額料に480円～980円程度のオプション料金を追加するだけで特定の動画や音楽サービスが、データ量ノーカウントとなります。よって、3GBプランなどの少量プランでも月のデータ量は全然余裕という状況になります。
BIGLOBEモバイル＋エンタメフリーオプションの組み合わせで、通信制限がかからなくなる動画・音楽サービスは下記の通りです。
通信使い放題サービス一覧
・動画 Youtube kids
・動画 AbemaTV
・動画 U-NEXT
・LINE Music New
・Youtube Music
・Google Play Music
・Apple Music
・Spotify
・AWA
・radiko.jp
・Amazon Music
・Facebook Messanger New
別記事でも記載してますが、詳細はBIGLOBEの公式サイトを見てみてください。動画の画質は少し粗くなりますがスマホ画面でだらだら見る程度なら、全然気にならないレベルです。
日々、動画を見まくっていても月額が断然安いので、通勤時間の長い方には特におすすめです！